防除技術の1:作業性、効率の改善装置(特許品)330

★病害虫に対する、通常の工程管理、薬剤管理以外に、私ども独自で行ってきた運用の一部を紹介します。

(1)門型噴霧機の提案 
  従来の散布ノズルを人手作業で行っている作業を改善する機器です
[開発の経緯] 
 ・これまで、散布ノズルに長いホーズを接続し、手動で散布処理を行っておりました。
  この場合
   @重いノズルを操作する散布作業が大変
   A散布が帰一に行えない。裏側など散布しにくい
   B散布が作業者の手前から飛散するので、作業者が農薬を吸い込む可能性が高い
   C散布範囲が手作業のため広がり過ぎて、効率が悪く農薬の使用量も多くなる。

[機能・特徴]
  @多ノズルで、噴射角度を自由に変更可能
  Aカゴ型でイチゴの一部を覆い散布でき、薬剤が全面に行き渡る構造
  B車輪付き、且つ三輪車構造 ⇒移動が容易、回転が容易
  C散布の高さ変更が可能。   ⇒[1段ベンチ、2段ベンチどちらも可能]

 [効果]
  @農薬散布が栽培物全体に行き届く率が向上し、薬剤効果の最適化が望める。
  A薬剤使用の最適化が望める。(従来より少量で済む)
  B作業者への飛散が減り、作業者にとって優しい
  C操作が容易なため、従来の約1/5の作業時間で済む。(弊社換算)

 ・特許取得済みです。
 ・株式会社 麻場 様で製品設計し販売中です。

 ★メーカカタログ  
  詳細については、別途お問い合わせください。

■使用例





防除技術2 :洗浄農法について(運用でタンソ菌対策にも)(特許済み)

■特徴点
 ・病害虫における、病気においては幾つも発生要因、拡散要因があり薬剤、天敵、紫外線オゾンなどの各種の製品、
   手法が提案されて「います。
 ・私どもでは、特に”菌”に関わる防除について、"洗浄農法”という手法を提案しています。
   (特許取得済み)
 ・それは、菌が合ったら除菌可能な薬剤で洗浄(洗い流し)を繰り返し、菌の生息数の撲滅を行ってゆくものです。
   この場合に、どのような論理で行えば良いかがキーになります。
 ・このような論理のもと、現在、苗生産における、幾つかの工程で実験・実施を繰り返し、ほぼその効用が
   見えてまいりました。
 ・現在の、洗浄水は、"次亜塩素酸水”になります。
   弊社独自で開発した実験設備で、数ppmから数100ppmまで可変かつ、1分間の噴出量は約100リットル以上が
   可能です。
   農業上では数ppmから数10ppm程度での洗浄かと思いますので、安価に且つ大量に使用することが出来ます。
 ・試験運用中です
   本機は、農業栽培分野のほか、カット野菜の洗浄に試験運用を行っています。
   既に、1年半 18H/日 毎分100L で稼動し、現在のところ大きな故障は生じておりません



 <洗浄農法の概念です>


■効果
 @昨年より、苗栽培での防除として本機の運用を開始しました。(実績あり)
  これは、ある論理のもとに洗浄を行い、菌類を洗い流す=結果として菌類を減らすものです。
  特に、タンソ菌への効果を実証確認しています。

■留意点
  次亜塩素酸水生成関連につきましては、
  運用方法ほか、特許事項でございますので、設備、およびサプライ供給含め、商用運用は御問合せください。


 <遠目の外観の一部です 詳細は表示できません>



 <40φの出力配管です。 現在約80ℓ/分の噴出駆動しています>